もどかしさと潔さ
秋季地区大会が終わりました。
あちらこちらで剣道人口の減少が心配されていますが、今大会は、男子団体戦13チーム、女子団体戦10チーム、個人戦は男子が77名、女子は58名の出場数で、まだまだ活気のある大会を保っています。
あちらこちらで剣道人口の減少が心配されていますが、今大会は、男子団体戦13チーム、女子団体戦10チーム、個人戦は男子が77名、女子は58名の出場数で、まだまだ活気のある大会を保っています。
まずは結果です。
男子団体戦 準優勝
女子団体戦 3位
男子個人戦 10位 小島 ※県大会の出場権を獲得
男子団体戦 準優勝
女子団体戦 3位
男子個人戦 10位 小島 ※県大会の出場権を獲得
準決勝は長岡高校と対戦しました。一進一退の攻防の末、辛うじて勝利をおさめることができました。
さて、決勝は帝京長岡に大将戦で勝利した中越高校です。先鋒:宮嶋、次鋒:小池、中堅:小島、副将:[E:#x2123D]田、大将:蓮池のオーダーで挑みました。勝負は大将戦にもつれ、1−1の1本リードで迎えた大将戦で、見事蓮池が2本負けしました。負けはしましたが、思いきりのいい試合で、見ていて気持ちがよかったです。
決勝戦で2本勝ちした宮嶋は大崎中陸上部出身で、剣道は初心者です。すり足や素振りなどから練習を始め、防具をつけてまだ1年ですが、本当に努力して強くなりました。実力でレギュラーを勝ち取りました。引退した3年女子の美穂も初心者の大将でした。彼女の面と返し胴は美しかったです。三条高校剣道部はこのように初心者や経験の浅い選手ばかりですが、剣道が大好きで、日々主体的に稽古に取り組んでいます。1時間の短い練習時間ですが、打ち込みや追い込み、掛かり稽古、地稽古で鍛錬しています。
さて、問題は女子です。2年生にそれぞれ課題を与えていましたが、大会までに乗り越えさせることが出来ず、もやもやした気持ちで当日を迎えてしまいました。不完全な状態は極度の緊張や躊躇を生み、鉛のような体を支えるだけで精一杯でした。思い切った技をほとんど仕掛けず、後味の悪い試合となりました。しかし、その後のミーティングは、これまで言えなかったことをすべて吐き出すことができ、今思えば負けて良かったと思います。
最後は久しぶりの記念撮影を行いました。
寝る前に今日頑張れた事を思い出して、自分を褒めてください。
成長したところが必ずあるはずです。
0コメント