第36回BSN高等学校剣道選手権大会

11月15日(土)・16日(日)、標記大会が新潟市鳥屋野総合体育館にて開催されました。
全国選抜2次予選会の切符(ベスト8)をかけて、県内各地から男女総勢500名が集結し、2日間にわたる熱戦の火蓋が切られました。
今回もマネージャーのおかげで多くの写真を残すことができましたので、少しずつ大会を振り返りながら更新していきたいと思います。

まずは結果です。 男子団体戦 ベスト16 女子団体戦 ベスト16 男子個人戦 鈴木徳馬 ベスト16 女子個人戦 長谷川莉子 ベスト16

男子団体戦は、ベスト4に進出した新潟第一高校と、全国選抜2次予選会出場をかけて、3回戦で対戦しました。 先鋒:蓮池1本負け、次鋒:梅田2本負け、中堅:鶴巻引き分け、副将:土田1本勝ち、大将戦となりました。鈴木の諸手突きが決まるなど、三高の意地を見せる場面もありましたが、2-1で破れました。 女子団体戦は、ベスト4に進出した新潟青陵高校と、全国選抜2次予選会出場をかけて、2回戦で対戦しました。先鋒:長谷川引き分け、次鋒:髙橋2本勝ち、中堅:星野1本勝ち、大きくリードしましたが、副将:澁谷、大将:上村が2本負けし、2-2の本数差で惜敗しました。 特に女子団体戦は新潟商業が着実に力をつけており、その他複数チームは混戦で、どこが勝ち上がってもおかしくない状態でありました。新潟商業までは勝ち上がりたいと考えていましたが、勝利の女神は微笑んでくれませんでした。 男子団体戦は各校力をつけており、1本を争う白熱した戦いが各所で見られました。対戦前の目標であった“大将につなぐ”は達成できましたが、あと1歩及びませんでした。しかしながら、男子についてもチームの状況を考えれば健闘したと思います。

人の歩みを進めるのは、希望ではなく意思。

 人の歩みを止めるのは、絶望ではなく諦め。

 意思を持ち、諦めなければ前に進めます。 

しかし、目の前に大きな問題があり、山となって立ちはだかっているのであれば、山ではなく、自分が変わらなければならないのです。今回の遠征や大会を通して、自分たちの置かれている環境を嘆くことよりも、向上心を持ち、主体的に物事に取り組んでいく大切さを再認識することができました。 環境が人を変えるのではなく、環境は私たちに、私たちがどのような人間かを教えてくれているのです。

横尾の好きな司馬遷が言いました。 「死ぬことが難しいのではない。死ぬことに対処するのが難しいのだ。」 現代剣道にも通じるところがあります。 「負けることが難しいのではない。負けることに対処するのが難しいのだ。」 

仲間と努力を重ね、積み上げてきたものは、敗戦では崩れません。 1回戦であろうが、決勝戦であろうが、死力を尽くして負け切ること。 負けることについて、じっくり向き合い、対処すること。

青春モノクローム。

by Ameba Ownd

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