立合

「能聖」と称えられる世阿弥は、武士の命がけの勝負の道に、深い関心をよせていた。


能に「立合」という言葉がある。競演という意味である。立合は観客の評判をとおして座の運命を左右する、命がけの賭けであり、勝負であった。

役者と観客とは相対的存在であるからには、互いにとって「敵」といえるであろう。役者の側にすれば観客をいかに感動させるかは、一つの勝負にほかならないのである。(「禅と武士道」渡辺誠 )

相手や観衆の心を打つ剣道・・・。
いつかは、一本打ってみたいですね。




青春モノクローム。

by Ameba Ownd

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